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HUG for ALL(ハグ・フォー・オール)

ボランティアで参加HUG Member

虐待や貧困が
理由で、
未来を
あきらめていい
子どもなんて、
いない。

一人ひとりの心に寄り添い、
「その子らしさ」と「生きる力」を
育むことで
子どもたちの
「あきらめる」をなくします。

HUG
Topics
ハグトピ

「幸せになんか、なれないよ」

「がんばっても、どうせダメだし」

「未来に希望なんて、1ミリもない」

そんな風に、
自分の未来を
あきらめてしまう
子どもがいます。

社会的養護のもとで
暮らす子どもたち
4.5万人Approximately 45 thousand of
Children who are living in need of social care.

虐待やネグレクト、経済的困窮など、様々な事情で家族と離れ、社会的養護のもとで暮らす子どもたちがいます。その数は全国で約4.5万人、そのうち半数以上が児童養護施設で生活しています。

保護された子どもたちの多くが、

  • ・心身に傷を負い、自分の存在を否定的に見る傾向
  • ・生活習慣や学習習慣を身に付ける機会の不足
  • ・親を頼ることができず、経済的に自立することが困難

など

未来に希望をもつことが
難しい状況にあります。

また、彼ら彼女らは、多くの場合、高校卒業と同時に施設を出ます。大学や専門学校に進学するには、学費に加えて、生活費を自力で工面しなければなりません。

「保証人は?親は?」と言われ、アパートや携帯電話の契約を断られることさえあります。

そんな現実を目の当たりにしながら、施設で育った子どもたちは、18歳の春に、自立して生きていくことが求められるのです。

※厚生労働省 令和2年1月公表 児童養護施設入所児童等調査(平成30年2月1日現在)より

未来に
希望をもてないのは、
子どもたちの
自己責任でしょうか?

We believe that
we are not living
in such a
"cold-hearted"
society.

生まれてきた環境によって、
自分の未来まで
あきらめなければならない

わたしたちが暮らしているのは、
そんな“冷たい社会”では
ないはずです。

すべての子どもたちに
「安心できる居場所」と
「生きる力」を

HUG for ALL 代表理事村上 綾野(むらかみ・あや)

わたしたちHUG for ALLは、
児童養護施設の職員の方々、そして多様な
“信頼できる大人たち”と力を合わせて、
子どもたちが「安心できる居場所」を見つけ、
「生きる力」を身につけることができるよう、
力を尽くします。

児童養護施設の職員の方々は、保護された子どもたちと毎日の生活を送りながら、一人ひとりの心に寄り添い、心理的な回復や自立に向けた支援を行っています。職員の方々との温かい日々の中で、子どもたちは安心できる居場所を見つけていきます。

そして、子どもたちの成長には、“信頼できる大人”との関わりがとても大切です。学校や施設の中だけではなく、子どもたちは、様々な大人たちの姿を見て社会を学びます。

やりがいや楽しみをもって働き、愛情をもって接してくれる大人たちとの関わりを通じて、子どもたちは未来に希望をもつことができ、社会で生きていくために必要な力を学んでいくことができるのです。

18歳の春に、子どもたちが希望と自信をもって社会に出ていくことができるように。

HUG for ALL 代表理事村上 綾野(むらかみ・あや)

京都府出身。神戸大学発達科学部卒業。二度の転職を経て2004年に株式会社ベネッセコーポレーションに入社し、教育事業や新規事業開発を担当。2012年頃に始めたボランティアがきっかけで2016年にHUG for ALLを立ち上げ、現在に至る。

Not to give up on our children's future.子どもが未来をあきらめないために
わたしたちがしていること
一人ひとりの心に
寄り添い、
一人ひとりの「好き」を伸ばす。

What we doわたしたちの取り組み

HUG for ALLでは、
児童養護施設で暮らす子どもたちに
対して、
社会人ボランティアによる
「生きる力」を育むための
体験
プログラムの提供を行っています。

わたしたちの考える「生きる力」は、①学ぶ力、②わくわくする力、③自分らしさ、の3つの要素で構成されています。この3要素を盛り込んだ体験プログラムを通じて、子どもたち一人ひとりの状況や気持ち、学びに向かう意欲の状況や、それぞれの興味関心に寄り添いながら、その子らしい成長を継続的に見守っていきます。

わたしたちが育む「生きる力」

「生きる力」

1.学ぶ力 2.わくわくする力 3.自分らしさ

「生きる力」を育むプログラム

小学生

自分らしく、学ぶ力を育む「まなびクエスト」 自分らしく、わくわくする力を育む「あそびクエスト」

中学生・高校生

自分らしく、社会で自立できる力を育む「はたちクエスト」

3つのクエストから
学ぶ「生きる力」

3 programs

「対話」を通じて、学びに向かう力を育む

まなびクエスト

小学生向け

子ども1人に対し2名の担当ボランティアが継続的に関わる対話型コーチングプログラム。教え込むのではなく、大人も一緒に学ぶことで、子どもの学びに向かう意欲を高めます。

詳しく見る

「やってみたい!」「できた!」との出会いを

あそびクエスト

小学生向け

子どもたちの好きや得意を見つける多様な体験プログラム。みんなで楽しみながら、それぞれの豊かな個性を発見し、未来の可能性を拡げます。

詳しく見る

自分らしく、社会で自立できる力を育む

はたちクエスト

中学生・高校生向け

社会を生きるために必要な知識や考え方を備えていくための体験プログラム。子どもたちの価値観を尊重しながら、退所後の進路や生活イメージを大人もいっしょに考えていきます。

詳しく見る

お知らせしたいこと

全ての記事を見る

私たちHUG for ALL
について
About us

団体概要

  • 名称

    特定非営利活動法人HUG for ALL(ハグ・フォー・オール)

  • 所在地

    〒160-0022
    東京都新宿区新宿5-11-30 新宿第五葉山ビル3F

  • 設立日

    2017年12月6日

  • 活動報告

  • 会計報告

    活動計算書・貸借対照表(PDF)

  • 役員

    • 代表理事村上 綾野
    • 理事外崎 恵子
    • 理事森井 俊秀
    • 理事小畠 瑞代
    • 監事坂上 和之
    • アドバイザー米倉 誠一郎
    • アドバイザー宮地 勘司
  • ボラン
    ティア数

    102名(2023年11月現在)

メッセージMessage

安心して未来へ挑戦できる社会へ

子どもたちの中には、無限の可能性があります。そして彼らの前には、未来につながるたくさんの道が広がっています。どの道を選ぶのかを決めるのも、実際にその道を歩んでいくのも、子ども自身だからこそ、一人ひとりの「生きる力」が必要です。そして「困ったときや辛くなったときに、支えてくれる大人がいる」と信じられることは、子どもたちの安心感につながり、自分を支える力になります。すべての子どもたちが安心して挑戦できる社会をつくるために、たくさんの信頼できる大人の方々に、ともに歩んでいただきたいと願っています。

村上 綾野代表理事

自分らしさを探す旅を一緒に

自分らしさを探す旅を一緒に。何かをしてあげるのではなく、ともに生きる。そんな感覚を大切にしながら、子どもたちやたくさんの仲間と人生の旅をしていきたいです。

外崎 恵子理事

世界の幸せの総量を増やす

社会的養護を必要とする子どもたちに、一人でも多くの大人が、多様なスタイルでゆるく関わり合う社会になれば、世界の幸せの総量を増やすことができると信じています。そうすれば、世の中からどうせ無理という言葉もなくせるんじゃないかと考えています。

森井 俊秀理事

誰もが安心して暮らせる社会を

HUG for ALLの活動は子どもへの関わりを通じて、すべての人の生きやすい社会作りにつながっていると信じています。 理事という役割を通じてその活動の一助になれることを楽しみにしています。

小畠 瑞代理事

実践が、未来を変える

「誰かがやらなければならない」と思うことがあれば、自分からやる。一人も取り残さない社会を目指す、HUG for ALLの実践の積み重ねが、未来を変えることにつながると信じています。

米倉 誠一郎アドバイザー

今の社会に必要な行動を

HUG for ALLが取り組んでいる子どもたちの未来を育む活動は、今の社会にとても必要なことです。みんなの愛情や想い、願いを実現させるために、一緒に行動していきましょう。

宮地 勘司アドバイザー

Let's create a society where our children never
have to give up on their future.
子どもたちの未来のために
「あなた」ができること
子どもたちが
未来をあきらめなくていい
社会を
私たちと一緒に
つくりませんか?

子どもに関わるボランティア「HUGメンバー」HUG
Member

求めているのは、
家庭教師のような
教科指導力ではなく
子どもたちの背中を
そっと支え続ける
存在です。

子どもたちが「生きる力」を育むためには、信頼できる多様な大人たちとの安心・安全な関わりがとても大切です。家庭教師のような教科指導力はもとめていません。

「HUGメンバー」は、子どもたちの背中をそっと支え続ける存在です。子どもたちが学校や地域でどんなことを経験し、どんなことに喜びを感じ、どんなことに困っているのか。一人ひとりの声に耳を傾け、対話を通じて、子どもたちが自分自身の存在を認め、未来の「なりたい自分」に向かってがんばれるように伴走していきます。

HUG for ALLでは、児童養護施設で
暮らす子どもたちと継続的に関わり、
一緒に成長を見守ってくれる
「HUGメンバー」を募集しています。

HUGメンバーに申し込む HUGメンバー(ボランティア)について詳しくはこちら

まずは、定期的に開催している「HUGメンバー募集説明会」に参加いただきます。
ボランティア開始時期は、支援先施設の状況に応じてご相談させてください。

「HUGメンバー」
インタビュー
Interview

全てのインタビューを見る

※HUG for ALLでは、ボランティア同士をニックネームで呼び合うコミュニティ運営を行っています。
※これらのインタビューはコロナ感染拡大以前に行われたものです。2021年3月現在は、施設への少人数での訪問とオンラインを通じた交流を組み合わせた支援を実施しています。

Q&A

  • 今の⼦どもたちが学校で習っていることを教えられるか不安です。
    勉強はどのくらい教えられる必要がありますか?

    わたしたちは、⼦どもたちへ教科的な知識を教える、ということよりも、⼦どもたちの話に⽿を傾け、⼦どもたちと⼀緒に考えたり、学んだりする時間を⼤切にしています。 ⼦どもたちとの関わりの中で、⾃然と学習についての知識を得ていくこともできますし、参加当初から家庭教師のような教科的知識をもっている必要はありませんのでご安⼼ください。

  • 具体的にどのように⼦どもたちと関わるのでしょうか?

    1⼈の⼦どもに対して2名のボランティアが、年間単位で継続的に⽀援を⾏う「担当制」をとっています。ボランティアに登録された⽅には、活動内容の説明会、⽀援に関するオリエンテーション等を受講いただき、⽀援現場の⾒学から始めて、準備が整った⽅から実際の⽀援に参加いただく流れとなります。

  • 活動場所はどこでしょうか?

    現在は東京都⼋王⼦市と多摩地域にある2つの児童養護施設への⽀援を⾏っており、順次、⽀援施設が増えていく予定です。実際の⽀援活動については、施設への直接訪問とオンラインでのやりとりを組み合わせた⽀援を⾏っています。

  • どれくらいの活動時間になるのでしょうか?

    ⼦どもを継続的に⾒守る担当の⽅については、1回約2時間×⽉1,2回、また、年間数回のイベントへの参加、が標準的な活動時間です。

  • 継続的に関われるかわからないのですが、それでも参加できますか?

    HFAでは、⼦どもたちが社会に出るまで、また社会に出てからも継続的に関わり続けられるように、ボランティアの⽅々にも、ライフステージにあった柔軟な関わり⽅ができるようなコミュニティづくりを⽬指しています。例えば、仕事の関係で都内から離れ、オンラインで引き続きプログラムへ参加されている⽅、産休でしばらくお休みしつつ団体の活動を応援してくれている⽅もいらっしゃいます。⼦どもたちと⻑く関わるためにも、ボランティアのみなさんのそれぞれのご事情を聞きながら関わり⽅を⼀緒に考えていきますので、まずは説明会でご相談ください。

  • 関わる⼦どもたちの年齢は何歳くらいでしょうか?

    ⽀援先の施設にもよりますが、幼児から⾼校⽣まで、継続的に⽀援を提供しています。今後は、施設退所後の支援も行っていく予定なので、高校生以上の社会に出た施設出身者とも関わっていくことになります。

HUGメンバーに申し込む HUGメンバー(ボランティア)について詳しくはこちら

まずは、定期的に開催している「HUGメンバー募集説明会」に参加いただきます。
ボランティア開始時期は、支援先施設の状況に応じてご相談させてください。

HUGスタッフ・プロボノHUG Staff /
Pro bono

スタッフやプロボノとして
HUG for ALLに参加したい方へ

HUG for ALLでは、団体を運営するスタッフ、活動運営に協力いただけるプロボノワーカーも募集しています。現在募集中の職種・役割については、下記のボタンからご確認ください。

スタッフ・プロボノ参加について詳しく見る

月1,000円からの
「HUGサポーター」HUG
Supporter

子どもに直接
関われなくても
できることが
あります。

「仕事や家庭の事情で、実際に子どもたちと直接関わるのは難しいけれど、寄付という方法でなら力になれる」そんなHUGサポーターのみなさんにも、わたしたちは支えられています。

子どもたちを継続的にあたたかく見守り続けるためには、たくさんの仲間が必要です。HUGサポーターは、月1,000円から始められます。

皆さんからの
ご寄付があればできること

  • 例えば1,000円/月で

    学習課題にあった教材を届けることができます。

  • 例えば3,000円/月で

    1年間の思い出アルバムをプレゼントできます。

  • 例えば5,000円/月で

    体験型ワークショップのための資材が準備できます。

  • 例えば10,000円/月で

    子どもとの関わり方を学ぶ勉強会を実施できます。

月1,000円からの「HUGサポーター」に
なって、わたしたちと一緒に
子どもたちのために「安心できる居場所」を
つくり「生きる力」を育みませんか?

HUGサポーターになる

※寄付専用の外部サイトへリンクします。

「HUGサポーター」の声Voice

  • 子ども達の今日の笑顔と明るい未来に
    少しでも協力したい。

    虐待や貧困などで苦しんできた子ども達に対して、自分にできることを実行したいと感じています。HUG for ALLへの支援を通して子ども達の今日の笑顔と明るい未来に少しでも協力できたら嬉しく思っています。

    簔口 一実さん

  • どんな環境にあっても幸せになれると
    勇気を持つ子どもが増えますように。

    自分で子育てをし始めながらやっと苦しんでいるかもしれない子ども達のことを考えるようになりました。どんな環境にあっても幸せになれると勇気を持つ子どもが増えますように。HUG for ALLを応援します。

    Hyunjung Choさん

  • 子ども達の笑顔や未来に
    繋がっているのは、最高です。

    親が子どもに見せたい格闘道を志す「敬天愛人」。その活動の柱として仲間達と手合わせ稽古会を開催し、参加費を寄付しています。楽しく稽古をすることが、子ども達の笑顔や未来に繋がっているのは、最高です。

    菊野 克紀さん

Q&A

  • 寄付金はどのように使われますか?

    ⼦どもたちが「⽣きる⼒」を育むために必要なプログラムの開発、プログラム内で活⽤する教材・教具・⽂房具や対話ツールなどの購⼊、オンライン⽀援に必要なデジタルデバイスの調達費⽤、また、⼦どもたちが様々な体験を⾏うためにかかる費⽤等に充てさせていただきます。

  • クレジットカード以外の寄付の方法はありますか?

    銀⾏振り込みでの寄付も承ります。「お問い合わせ」からご連絡ください。

  • 法人として寄付することはできますか?

    法⼈様からのご寄付も承っております。「お問い合わせ」からご連絡ください。

サポーター企業・団体

サポータ企業・団体のみなさまには、寄付・助成や子どもたちへのサポートなど、さまざまな形でご支援をいただき「子どもたちが未来をあきらめなくていい社会」を共につくる仲間として、力を貸していただいています。

※掲載順不同